国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は2日、「児童と武力衝突」をテーマとする公開討論の場で、「武力衝突は児童を大きく傷つける。関係各側は、自らの約束を守り、衝突の中にいる子供たちの安全を確保するように」と呼びかけました。

　潘事務総長は、「武力衝突の中で、児童たちは虐待され、殺傷され、飢餓にあえぎ、尊厳を傷つけられている。故郷や学校も破壊された。イラクとナイジェリア、南スーダン、ソマリアなどの国々で、子供たちが大きな苦痛を受けている」と表明し、「衝突各側は学校や病院を守り、一般市民を傷つけないように。また、少年兵の募集を行わないように」と求めました。（万、謙）