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国際社会、南海問題で中国の立場を支持

2016-07-12 16:31:12     cri    
 フィリピン前政権が一方的に提起した南海仲裁が7月12日に行われますが、これについて、中国政府は「フィリピンが提起した仲裁について受け入れず、参与しない。仲裁裁決の結果を認めず、執行しない」と数回にわたって声明を出しました。ますます多くの国および国際組織が中国の立場を支持すると表明しました。

 中南米の左翼組織「サンパウロ・フォーラム」は6月23日から26日にかけて、エルサルバドルで第22回年次会議を開きましたが、中南米諸国の51の政党と組織が中国の南海問題での立場を支持する決議を一致して採択しました。決議は「国際紛争は外部勢力の干渉がない下で、直接の当事者によって協商を通じて平和的に解決されるべきであり、南海問題もこの原則に則るべきだ」と強調しました。

 エクアドル祖国同盟のドリス・ソリス書記は6月27日声明を発表し、「祖国同盟は各国人民の主権を尊重し、国際法を尊重することを一貫して主張する。従って、中国人民の南海問題解決を求める正当の立場を支持する。直接の当事国によって対話と交渉を行い、外部勢力の干渉がないのは合法的協定の達成にとって重要だ。国際法を尊重する前提の下で問題を早く解決し、世界の多極化を促進するよう期待する」と述べました。

 ブラジル共産党中央のジョゼ・レイナルド委員は6月28日声明を発表し、「フィリピンが一方的に提起した南海仲裁は両国が達した協定に違反した」とした上で、関係当事国が交渉と協商を通じて争いを平和的に解決するよう呼びかけ、外部勢力の干渉に反対するとの意見を示しました。

 アルゼンチン正義党のジュリアン・ドミンゲス名誉副主席は6月29日声明を発表し、「今日の世界で、いかなる主権紛争も協商と対話を通じて平和的に解決すべきであり、南海に関する紛争もこの原則に則るべきだ。これは世界の安全と安定を維持する唯一のルートだ」としています。

 エクアドルのキリスト教社会党のアバド副党首は中国の南海問題での立場を支持する声明を発表し、「キリスト教社会党の指導層と党員全員が南海問題で中華人民共和国政府と人民を応援する」と表明しました。

 ホンジュラス国民党の指導者ワルター・カステリャノス氏はこのほど、「仲裁に参与せず、受け入れないという中国の立場を理解し、支持する。南海問題は直接の当事国による交渉を通じて平和的に解決されるべきだ」との意見を示しました。

 コロンビア自由党のヘクトル・エスピノーザ総書記はこのほど中国の立場を支持する声明を発表し、「コロンビア自由党は、各国が相互尊重の基礎の上でまた他国のいかなる形の干渉もない下で外交手段によって領土紛争を解決することを一貫して主張する。従って私たちは協商と対話を通じて中国の南海問題の平和的解決を支持する」と述べました。(玉華、kokusei)

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