王毅外相は現地時間1日、オタワで、カナダのディオン外相と年次会合を行った後の合同記者会見で、「フィリピンが対話と協議の軌道に戻ることを歓迎する」と述べました。
席上、「フィリピンのドゥテルテ当選大統領は、フィリピンは独立の外交政策を実行し、中国との関係の方向を自主的に決定すると述べた。また同国の次期外相も、中国と対話を再開したいと表明した。これについて中国はどう評価するか」という記者の質問がありました。
これに対して、王外相は、「中国のフィリピンとの対話の扉はずっと開けているものだ。もし、フィリピンが真に対話と協議の軌道に戻りたいならば、我々は歓迎する。中国とフィリピンが直接の対話と協議を通じて争議を適切に処理することは近年両国関係の難局の打破だけでなく、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が共で『南海各方面行動宣言』をちゃんと実行することや、南海の平和と安定を維持することにもプラスになる。我々はフィリピン新政権がこれについて賢明な選択を行うことを歓迎する」と述べました。(玉華、謙)
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