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李登輝、陳水扁政権時代に行われた「脱中国化教育」に対し、台湾の教育部門は2014年に高校の歴史や国語などの教科書に対し、微調整を行いました。一部の名詞を改訂し、例えば「日本統治」を「日本植民地統治」、「台湾接収」を「台湾光復」、「慰安婦」を「強制連行慰安婦」に改めました。
しかし、台湾行政管理機構が5月31日に発表した公報によりますと、教科書に対する微調整を廃止し、2016年度から2008年版の地理や公民、社会科の教科書、そして、2010年版の国語と歴史の教科書を再起用するようになったということです。
これに対し、台湾中国文化大学の厖建国教授は記者のインタビューに対し、「微調整の廃止は文化面の台湾独立を企てることで、両岸関係の発展に不利だ」と訴えました。
さらに、「大陸側はいま、台湾新政府の言動に注目している。教科書の微調整を廃止するような台湾独立の意図を具現化することが相次げば、両岸関係の回復はよりいっそう難しくなるだろう」と懸念を示しました。(Lin、星)
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