台湾の救援機関が13日に発表したところによりますと、現地時間の13日午前8時38分時点で、台湾南部で6日に発生した地震による犠牲者は108人になりました。そのうち106人は倒壊した台南市永康区維冠金龍ビルから発見されたということです。

　また、台南市衛生局が12日午後7時30分に発表したデータによりますと、今回の地震で台南市では500人以上が負傷し、今もなお57人が入院中だということです。

　地震から7日目となる12日、台南市では犠牲者の冥福を祈る法要が行われ、犠牲者の家族をはじめとする各界の人が地震で亡くなった人を追悼しました。この法要には、台湾地区の指導者馬英九氏も出席しました。

　一方、大陸の中国仏教協会と中国道教協会なども12日午後法要を行い、犠牲者の冥福と震災地の復興を祈りました。（02/13　Lin,Keiko）暮らし・経済へ