台湾の花蓮地域で、27日23時17分から28日7時47分にかけて、20回あまりの地震が続けて発生し、そのうちマグニチュード5.6と5.5の揺れがそれぞれ1回ずつ観測されています。被害状況についてはまだ報告がありません。台湾の気象部門が明らかにしました。

　マグニチュード5.6の地震は27日23時17分に、花蓮の近海で起きたもので、震源地は北緯24.25度、東経121.81度、震源の深さはわずか10キロでした。マグニチュード5.5の地震は、震源地が北緯23.26度、東経121.3度の位置で、震源の深さは18.2キロです。

　この2回の地震の発生時には、台北市でも揺れが感じられ、高層ビルの中などでは強い揺れが続いたということです。 （MOU、謙）