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財政省が25日明らかにしたところによりますと、国有企業の利益と売上高は1-4月、前年同期比で下げ幅が更に縮まりました。
1-4月の期間、国有企業の総売上高は13兆5000億元でした。これは、前年同期比で1.7%減少し、下げ幅は1-3月の期間より1.3ポイント減りました。そのうち、中央企業は3.9%減少した一方、地方の国有企業は2%増加しました。
この間の、国有企業の利益総額は6522億6000万元で、前年同期比で8.4%減り、下げ幅も1-3月より少なくなりました。そのうち、中央企業は6.6%、地方の国有企業は14.2%減少しました。
業界別にみると、経営状況の差はますます広がっています。1-4月の交通、石油化学、医薬などの利益は前年同期比で伸び幅が大きいのに対し、建築資材などの業界は利益が大幅に減っています。石炭、鉄鋼、非鉄金属などでも依然、赤字経営が続いています。
中国経済は2016年に入ってから、安定化が進み、国営企業経営を示す指数が次第に好調に転じているにもかかわらず、売上高と利益はともに下がっており、この状況は依然、改善していません。
国有企業の伸び悩みを政府は、非常に重視しています。これまでの1週間、政府高官は国有企業改革について対策を検討し、向こう3年間で「ゾンビ企業」345社を整理することや、コストを減らし利益をあげること、中央企業の鉄鋼・石炭生産能力を10%減らすことを求めています。(MOU keiko)
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