「退任した馬英九氏が任期中の8年間に行った、両岸関係における取り組みをどのように評価するか」という記者の質問に対して、馬暁光報道官は、「2008年以来、海峡両岸は『九二共識（92年コンセンサス）』を堅持し、『台湾独立』に反対するという共通の政治的基礎を踏まえ、両岸関係の平和的な発展の局面を切り開いてきた。各分野において交流と協力を推進し、両岸同胞により多くの福祉をもたらし、台湾海峡両岸の平和を確保することで、両岸関係は1949年以降、最も良好な局面を迎えた。去年、双方の努力の下で両岸の指導者が66年ぶりに再会を実現させたことは、両岸関係史上の一里塚となった」と述べました。

　馬暁光報道官はまた、「馬英九氏は、台湾当局の指導者として多大な努力を払い、貢献をしてきた。両岸関係の平和的な発展の局面は容易に達成できたものではなく、両岸同胞が共に守っていく必要がある。両岸関係に関心を寄せ、その平和的な発展を支持する有識者には、今後も知恵と力で貢献し、積極的な役割を果たすよう期待する」と述べました。（藍、謙）