カタールのドーハで開かれていた中国・アラブ諸国協力フォーラム第7回閣僚級会議が、12日、閉幕しました。

　王毅外相は、カタールのムハンマド外相、アラビーアラブ連盟事務総長とともに、閉幕式に出席し、「今会議は過去と未来をつなぐ重要な会議で、成果を収め無事終了した」と評価しました。

　また、王毅外相は今会議について「連携協力の意識が強化された。従来の友好を深め、実務的協力に力を入れ、文化と国民間の交流の拡大などを通して、発展途上国の多国間協力をリードしていくことも確認した。更に『一帯一路』（シルクロード経済帯および21世紀海上シルクロード）の共同構築によって、協力事業を新たな段階に引き上げることでも合意した」と強調しました。また、「重大な国際と地域問題における意思疎通の強化、フォーラム体制の充実、今会議の成果の実行などを含めた向こう2年間の共同目標も明確にした」と強調しました。

　これに対して、アラブ諸国側も、「採択された文書は、今後の協力において重点を明らかにした」と、会議の成果を評価し、双方の関係発展に新たな力を注ぐに違いないとしています。（朱　keiko）