オーストリアやマケドニアなど5カ国は18日、マケドニアとギリシャの国境で、西ヨーロッパに向かう難民に対する登録や身元確認を共同で行うことについて合意しました。これは18日から実施されるということです。

　オーストリア、スロバキア、クロアチア、セルビアとマケドニアの5カ国の警察当局の責任者は18日、クロアチアの首都ザグレブで会議を開き、合意文書に調印しました。文書によりますと、5カ国はシリアやアフガニスタン、イラクなど戦争の影響を受けている国からの難民を確認する作業を共同で行うことで合意しました。身元確認がとれた難民だけが国境通過を認められ、専用の車両でオーストリアへ輸送されるということです。（鵬、星）国際・交流へ