ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長は26日、ギリシャ政府と債権者が債務交渉で合意に達していないことを理由に、今週28日に予定していた会合の開催を見送る方針を明らかにしました。
報道機関によりますと、ギリシャの債務問題をめぐるユーログループ会合の延期先は5月3日となる可能性があり、ギリシャの改革計画や次の段階の債務問題が審査されるとしています。
現在、ギリシャ政府と債権者は債務交渉で対立しており、双方は救済合意の内容で一致していません。当初の計画通りに改革を進めた場合、ギリシャは総額860億ユーロ規模の救援金を受け取ることになります。
また、欧州連合(EU)及び国際通貨基金(IMF)は22日、ギリシャが2018年までに対国内総生産(GDP)比率を3.5%に改善できない場合、36億ユーロ規模の緊縮策の上乗せが必要だとして話し合いましたが、合意には至りませんでした。
(雲莎、謙)
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