中国の楊潔チ国務委員は現地時間の13日、パリでフランスのエロー外相と会談しました。

　楊国務委員は「双方はハイレベル交流を保ち、原子力、航空、金融、持続可能な発展などの分野における協力を深め、人的交流を積極的に行っていき、アフリカにおいて三者実務協力の道を模索するべきだ。両国は多くの国際、地域問題において同じ立場にあるため、さらなる交流を行わなければならない。フランスはG20杭州サミットで成果を収めることを確かなものにする上で、地球温暖化対策のルールである『パリ協定』の実施において協力することを期待している。また、フランスは影響力を持つEU加盟国として、中国・ヨーロッパ関係の推進でより積極的な役割を果たしてほしい」と述べました。

　一方で、エロー外相は中国と力を合わせ、「パリ協定」の実施を推進することを要望し、原子力の平和利用、教育、文化などの分野において協力していくことに期待を寄せました。（殷、星）