解振華委員は10日、第12期全国政治協商会議第4回会議第2回全体会議で発言し、「気候変動に積極的に対応することは、「革新、調和、グリーン、開放、共有」の発展理念を実施し、「二つの百年」奮闘目標（中国共産党成立100年の時に"小康社会"を全面的に築き上げること、新中国建国100周年の時に富強で民主的な、文明的かつ調和のとれた社会主義現代化の国を築き上げること）を実現する内在的な需要であり、グローバルなガバナンスに参与し、人類の運命共同体を築く上での責任でもある」と述べました。

　解委員は、「気候変動に対応する政策と行動を強化し、特別措置を講じて『第13次5カ年計画』の炭素強度削減の目標を実現させ、2020年までに単位当たりGDP二酸化炭素排出量を2005年に比べて45％削減する目標を超過達成するように努力していく。同時に、立法活動を加速し、外国の経験を参考にし、グリーンで低炭素の発展を確保していく」と強調しました。

　また、「南南協力を推進し、発展途上国を支援すると共に、国内の省エネや低炭素の産業と設備の外国進出を促進していく。また、グローバルガバナンスに積極的に参与し、自国の国情と発展の段階、実際の能力に似合う国際的責任を自ら引き受け、公平で合理的、協力共栄のグローバルな気候変動ガバナンス体制を構築していく」と提案しました。（玉華、kokusei）