報告では、今年度、以下の八方面の活動に重点的に取り組むこととしています。
(1)マクロ経済政策の安定化と充実化をはかり、経済の動きを合理的レンジ内に保つこと。積極的な財政政策はいっそう強化し、穏健な金融政策は柔軟で適度なものにする。
(2)サプライサイド構造改革を強化し、持続成長の原動力を増強すること。「行政簡素化と権限委譲」、「緩和と管理の結合」、「サービスの最適化」改革の深化を促し、社会全体の起業・革新の潜在力の十分な発揮を促す。過剰生産能力の解消とコスト引き下げ・効率アップに力を入れ、財・サービス供給の改善に努める。 国有企業の改革推進に力を入れ、非公有制経済の活力をよりよく引き出していく。
(3)国内需要の潜在力を深く掘り起こし、より大きな発展の空間を切り開くこと。経済成長を牽引する消費の基礎的な役割を増強し、安定成長・構造調整に対する有効投資に決定的な役割を発揮させる。新しいタイプの都市化をより一層推進し、地域発展の枠組みを合理化する。
(4)現代農業の発展を加速させ、農民の持続的な収入増を促すこと。農業の構造調整を速め、農業の基礎面を強化する。農村の公共サービスを改善し、貧困脱却難題解決プロジェクトを実施する。
(5)新たなハイレベルの対外開放を推進し、協力・ウィンウィン関係の実現に力を入れること。「一帯一路」建設を着実に推進し、過剰生産能力をめぐる国際協力を拡大し、対外貿易の革新・発展を促進していく。FTA戦略の実施を加速させる。
(6)環境対策を強化し、グリーン発展の新たな進展を促すこと。スモッグ対策と水質汚濁対策をいっそう強化し、省エネ・環境保護産業発展に注力し、生態保障ゾーンの建設を強化していく。
(7)国民生活を確実に保障・改善し、社会建設を強化すること。雇用・起業の拡大に力を入れ、より公平でより質の高い教育を発展させる。医療と医療保険の連動改革をバランスよく推進し、社会保障のセーフティネットを隙間なく張り巡らせていく。文化面の改革と発展を推進し、ソーシャルガバナンスを強化・刷新していく。
(8)政府内部の建設を強化し、施政能力と行政サービスの水準を高めること。法に基づく職責の履行を堅持し、政府活動を全面的に法治の軌道に乗せていく。清廉な職責の履行を堅持し、反腐敗・清廉政治提唱を踏み込んで推進し、勤勉な職責の履行を堅持し、実行力と信頼性を高めていく。
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