北京市統計局と国家統計局北京調査総隊が3日、2015年北京市(京)、天津市(津)、河北省(冀)の経済運行情況を発表しました。それによりますと、2015年、京津冀地区の国内総生産(GDP)は合計6兆9312億9千万元に上り、それぞれ2兆2968億6千万元、1兆6538億2千万元、2兆9806億1千万元で、前年同期に比べてそれぞれ6.9%、9.3%、6.8%伸びたということです。
また、北京では金融、ハイテク、ITなどの業種は急速な伸びを見せ、天津では宇宙航空、電子情報、バイオ製薬などの産業は好調な発展ぶりを見せています。河北省では、金融業の伸び率は15.9%にも上ったということです。
そのほか、エネルギー消費の多い企業や汚染のひどい企業への整理整頓が行われ、域内の大気汚染予防連動メカニズムを確立しました。昨年、域内のPM2.5(微小粒子状物質)の平均値は10.4%下降し、空気の質が明らかに改善されたということです。
さらに、京津冀地区では、交通分野への投資が拡大され、首都新空港、北京と天津を結ぶ高速鉄道の延長線、北京昆明高速道路、北京秦皇島高速道路などの建設が進められ、インフラ施設への投資額はそれぞれ2174億5千万元、2634億2千万元、5769億8千万元に達し、域内交通の相互連結がいっそう促されたということです。(03/04 Lin、Kokusei)
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