中華全国帰国華僑連合会と香港華僑華人社団連合会はこの日、香港で「中国経済の形勢と展望」報告会を共同で主催しました。李朴民秘書長は基調演説で「GDP成長率7%を維持すると同時に、国内の消費者物価指数(CPI)の上昇幅を1.5%前後に調節し、1300万人以上の新規雇用の創出を実現する」と示しました。
李朴民秘書長は「国際情勢は厳しい状況で、世界経済の回復力は不足しており、そして、中国経済は経済低迷の圧力を受けている。このような環境下で中国がいっそうの経済発展を遂げるのは容易ではない」と話しました。また、講演では「安定を維持しながら前進し、良好な方向に向かっている」という表現を用い、その中でも「安定」という言葉に着目して以下の様に示しました。
1.経済成長の安定。第一四半期及び第二四半期の成長率は7%を超え、第三四半期では6.9%に下回ったものの、合理的な範囲で推移している。
2.新規雇用の安定。前三四半期までの新規雇用者数は1100万人超えている。
3.物価の安定。直近10ヶ月のCPI上昇幅は1.4%になっている。
4.所得の安定。前三四半期までの都市部に住む国民の可処分所得は、前年の同期間に比べ9.2%増加している。
5.農業生産の安定。昨年に引き続き、12年連続で豊作の年になり、穀物生産量は12億トンに達した。
(雲莎、謙)
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