中国環境保護省の2日の発表によりますと、2日12時までに、全国では163の都市に大気の汚染が発生しました。そのうち、唐山市と阜陽市は厳重な汚染で、廊坊や秦皇島、天津などの21の市は重度の汚染だったということです。

　環境保護省観測局の羅毅局長は「中国環境観測ステーションや北京市、天津市、河北省の環境観測ステーションの予報によれば、この3日と4日、北京市、天津市、河北省及び周辺地区では、汚染物の拡散条件が次第に悪くなるため、北京市、天津市、河北省のほか、山東省の西部と河南省の北部には中度から重度の汚染が発生する可能性がある。4日夜、汚染物の拡散条件が好転するにつれて、汚染状況は次第に緩和できる見込みだ」と明らかにしました。（玉華、kokusei）