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中日外交当局が定期対話

2016-03-01 13:44:38     cri    

 外務省の孔鉉佑外務次官補は29日、東京で日本の外務省の杉山晋輔外務審議官と定期対話を行い、中日関係や、それに関連する問題について意見を交わしました。

 孔外務次官補は「現在、中日関係は全体として安定化しているが、依然として非常に複雑で敏感な状態にある。双方は中日間の4つの基本文書と4つの原則的共通認識の精神に基づき、重大でデリケートな問題を適切に処理し、それを基礎に各分野における交流と協力を推し進め、両国関係の改善の勢いを固めるべきだ」と考えを述べた上で、「日本側が双方の信頼関係の構築と、両国関係の改善に前向きに取り組み、対中関係において明確で一貫性のある、前向きなメッセージを発信し続けることを期待する」と伝えました。

 これを受けて杉山外務審議官は「中国の平和と発展は日本の利益に一致し、国際社会にとって非常に重要だ。日本側は日中戦略的な互恵関係に基づき、双方の対話と交流を強め、共通利益を拡大し、両国関係の改善と発展を引き続き促していく」との考えを示しました。(殷、謙)

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