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中国、国連でアフリカ諸国の代表性向上を呼びかけ

2016-02-23 13:49:16     cri    

 中国の劉結一国連大使は22日、「安保理の改革は、発展途上国、とりわけアフリカ諸国の代表性向上を重点とし、より多くの中小国が安保理に入り、決議に参加できるようにするべきだ」と強調しました。

 同日開かれた国連総会で、安保理改革と政府間交渉に関する2回目の会議が開かれました。劉大使は、「安保理改革はシステマチックな作業で、各種問題の間には関連性が内在している。政府間交渉は、一部と全体の関係を適切に処理し、より多くの国々が合意できるように努める」と発言しました。

 さらに「国連が設立されて70年来、メンバーは51カ国から193カ国になった。増えたメンバーのほとんどは発展途上国だ。安保理で審議される大部分の問題は、発展途上国、とりわけアフリカ諸国にかかわるものである。安保理の改革はこうした現実を反映し、発展途上国、とりわけアフリカ諸国の代表性を拡大し、より多くの国々が安保理の決議に参加できるようにすべきだ。そうすれば、安保理の公平性を表し、規模を拡大すると同時に、効率化にもつなげられる」との考えを示しました。

 劉大使は「安保理の活動改善を積極的に支持する。安保理がノウハウをまとめ、活動の透明性を高め、効率化を図ることを支持する」と表明しました。(MOU、謙)

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