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新華社通信によりますと、トルコのヌーマン・クルトゥルムシュ(Numan Kurtulmus)副首相兼政府スポークスマンは17日、首都・アンカラの中心部・赤新月広場で、同日夕方自動車爆弾による攻撃が発生し、少なくとも28人が死亡、61人が負傷したことを明らかにしました。
トルコのテレビ・NTVの報道によりますと、攻撃は、トルコ軍総参謀部の軍関係者の居住施設の近くにある軍用バス3台のそばで起きたもので、爆発後、現場では煙が立ちこめ、大混乱となりました。負傷者は近くの病院に搬送されています。
トルコ政府は現在、事件の調査に取り組んでいるとしていますが、現在犯行声明などは出されていない状態です。
トルコでは、去年10月10日にも、アンカラ駅付近で少なくとも102人が死亡する自爆テロがおきていますが、こちらはイスラム国(IS)の信奉者による犯行と見られていました。
今回の爆弾攻撃についてフランス大統領府は17日夜声明を発表し、「オランド大統領は事件を非難すると共に、トルコ政府と人民を支持する」と表明しました。
また、国連のパン・ギムン事務総長は17日夜、報道官を通じて声明を発表し、トルコで発生した自動車爆弾攻撃を非難し、犯罪者を早期に法律の裁判にかけるよう希望するとともに、トルコの国民と政府をあくまでも支持するとの意向を示しました。(MOU、む)
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