王外相はその際、｢中仏両国の協力の下で、去年、国連気候変動枠組み条約締約国会議がパリで円満に行われた。このような協力は長年にわたる両国の全面的な互恵関係、そして高度な政治的相互信頼の上に築かれており、中国はフランスとの関係発展に満足している。新しい年に向かって両国協力のさらなる未来を切り開きたい｣と述べました。

　これに対し、ファビウス外相は｢フランスと中国の関係発展は素晴らしいもので、フランスの外交において重要な戦略的地位を持っている。両国の全面的な互恵関係を推し進めたい｣と期待を寄せました。

　両外相はまた、当面のシリア情勢について意見を交わし、国際社会によるシリア国民の利益の確保、シリアの政治プロセスの推進、停戦へ向けた人道支援に関する条件の作成、そして、シリア政府と反体制派との和平交渉の継続を支持することで意見が一致しました。（02／05　Lin,謙）