習近平国家主席がイギリスの公式訪問を続ける中、王毅外相は記者のインタビューを受け、「今年は世界の平和と発展にとって重要な１年である。中国とイギリスはその中で重要なポジションを占める」とし、「新しい国際関係を構築していく過程で、真の協力パートナーとなる理由が十分ある」と述べました。

　王外相は更に「中英は共に世界で影響力のある国で、国連安全保障理事会の常任理事国でもある。多くの国際や地域問題で似通った見解を持ち、利益の重なる部分も絶えず拡大している」としました。その上で、「習主席の今回のイギリス公式訪問は、中国の国家主席としては10年ぶりとなり、中英の全面的戦略パートナー関係が新しい10年に入る歴史的な訪問となる。今回の訪問によって、中英の戦略的パートナー関係のレベルはさらに引き上げられ、双方が協力ウインウインを核とした新しい国家関係を共同で構築する面で新たな一歩を踏み出すことを信じている」との考えを示しました。

　王外相は最後に「新しい時代背景の下、中英両国はチャンスをつかみ、習近平国家主席の訪英をきっかけに新しいスタート地点に立ち、両国関係の『黄金時代』を切り開いていく」ことに期待を寄せました。（ヒガシ　keiko）