税関総署が8日公表したデータによりますと、今年1月から11月までの中国の輸出入総額は去年同期比で7.8%下回ったことが分かりました。これによりますと、輸出と輸入は2.2%、14.4%それぞれ減少しました。また、貿易黒字は3.34兆元にのぼり、同期比で63%上回ったということです。
輸出入総額が去年同期より下回った原因について、中国国際経済交流センターの専門家王軍氏は「この現象は、国際需要の不振によるものだ。国際環境は依然として複雑であり、主要経済主体は、アメリカを除いて、欧州や日本はまだ衰退の瀬戸際に立っている。次に、姿をくらましていた各種の保護貿易主義が台頭し、世界貿易の勢いを妨げている。さらに、去年下半期から大口商品の価格低迷が続いている」と分析しました。このほか、中国経済減速の継続や輸入需要の鈍化、輸入商品の価格の大幅な下落も原因として上げられています。(朱・む)
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