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中国の対外貿易市場の多様化に明るい進展

2015-10-04 13:42:30     cri    

 中国税関総署によりますと、「第12次五ヵ年計画」の期間中、中国の主な貿易パートナーは多様化の傾向を見せており、先進市場向けの二国間貿易が成長を保ち続けている一方、新興市場向けの市場開拓も成果をあげており、輸出入に占める割合も高まりつつあるということです。

 2014年、中国の対欧州(EU)、アメリカ、日本向けの輸出入総額は合計で9.1兆元に達していますが、同時期の中国の輸出入総額に占める比重は2010年の39.2%から年々低下し、2014年では34.5%にまで下がっています。それに対して、インド、ロシア、ラテンアメリカ、アフリカなどの対ASEAN、新興市場に占める輸出入比重は逆に高まりつつあり、輸出入総額は6.9兆元に達し、全体に占める割合も2010年の24.2%から2014年の26.3%にまで高まっています。

 なお、昨年、中国はEU、アメリカ、日本にとって最大の輸入元であり、日本とEUにとって二番目に大きな輸出先、アメリカにとっては三位の輸出先でした。

 また、その動きと共に、中国国内のエリア別輸出入割合も変化を見せつつあります。東部エリアは安定的に成長し、中西部も日増しに活発になっています。2014年、東部エリアの輸出入総額は22.9兆元で、全国同時期の輸出入総額に占める割合は86.5%であり、2010年より5.3ポイント下落しています。ですが、同時期の西部エリアの輸出入総額は2.1兆元、中部エリアでは1.52兆元となっており、中西部エリアの輸出入総額が対外貿易全体に占める割合が2010年の8.2%から2014年の13.5%にまで成長しています。(Yan、向)

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