王外相は、「中国は6年連続、アフリカの最大の貿易パートナー国で、双方の貿易額は2年連続で2000億ドルを超えている。中国市場をアフリカに対して一層開放したことから、中国輸入製品の関税免除政策を享受するアフリカの国は21カ国に増えた。また、これまでの3年間、中国はアフリカ諸国に、約束の200億ドルを超える315億2000万ドルを融資した。2014年末までに、アフリカにある中国系企業は3000社以上に達し、対アフリカ投資の伸び率は対アフリカ貿易の伸び率より高い」と述べました。

　その上で、「中国とアフリカの工業化協力の新たな成果として、中国が融資、建設するアジスアベバ―ジブチ鉄道、モンバサ―ナイロビ鉄道は、それぞれ来年と再来年に開通する。また中国は、3万人の人材育成と1万8000人の政府奨学金提供という目標以上の援助をした。併せてアフリカに文化と職業技術の養成施設を作る21プロジェクトを援助した」と話しました。

　更に、「中国とアフリカの国民生活分野での協力も持続的に発展している。アフリカ諸国に農業技術モデルセンターを5カ所新しく建設するほか、中国企業に対アフリカ農業投資への拡大を奨励している。また、アフリカの42カ国に医療関係者1771人を派遣し、10カ国で白内障患者に対する無料診察と治療を行い、コモロ連合のマラリア撲滅に向け援助した」と述べました。（玉華、keiko）