中国の習近平主席は4日、北京の人民大会堂で南アフリカのズマ大統領と会見しました。

　席上、習主席は「ズマ大統領が中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年記念活動に出席したことは、南アフリカ政府とズマ大統領が国際の平和と正義に尽力し、中国と南アフリカの関係を重視していることを表している。今年以来、両国関係は重要な発展のチャンスを迎えた。『中国・南アフリカの5～10年協力戦略計画』が全面的に実施され、2015年南アフリカ・中国年交流イベントは両国人民の相互理解と友好を深めた」と述べました。

　これに対し、ズマ大統領は「今日午前、中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年記念活動に参加したことをうれしく思っている。世界反ファシズム戦争が最終的な勝利を収めるため、中国人民は並々ならぬな犠牲を払い、重要な貢献をした。中国の記念活動は、中国が世界の平和と安定を維持する決意を充分に示した。南アフリカは中国との友好関係を重視し、両国の協力戦略計画がいち早く成果が実るよう努める。南アフリカは、中国と共に努力し、間もなく南アフリカで行われる中国・アフリカ協力フォーラムを成功裡に開くよう推し進めたい」と話しました。（劉叡、kokusei）