2015年中国・アフリカメディアリーダーフォーラムが1日、南アフリカの立法の首都ケープタウンで開かれました。中国の習近平国家主席と南アフリカのズマ大統領はそれぞれ祝電を送りました。

　習主席は「中国とアフリカの友好の基礎は国民にある。メディアは双方が交流を行うルートであり、国民の心と心を結び付ける架け橋である。双方のメディアはフォーラムの開催をきっかけに、交流を拡大し、協力の内容を豊かにし、友好の深化と拡大に取り組んでいくよう」と述べ、大会の成功を祝いました。

　ズマ大統領は祝電で「メディアは新しいチャンスのドアを開くような役割を持っており、ウィンウィンの発展に役立つものである。メディアの正確な報道とバランスの取れた視点は重要だ。政府はメディアと協力し、国民に利益をもたらすやり方を探りたい。中国が南アフリカで行うこのフォーラムは歓迎され、中国とアフリカのメディアリーダーの間に協力関係を築くことを目指すものだと思う。大会の成功を祝いたい」と表し「フォーラムの開催は思想と観点の交流を通じて、共通した発展のチャンスを探り、双方の協力を強化することにもプラスとなる」と強調しました。

　アフリカ47カ国からマスコミ120社のリーダー130人、『人民日報』社、中国新聞社など中国のマスコミ17社のリーダー18人、および中国と南アフリカの報道管理部門の責任者と記者らが会議に出席しました。

　会議期間中、参加者たちは交流と協力、伝統的なメディアとニューメディアの融合、まもなく開幕する中国とアフリカ諸国４２カ国の首脳による中国・アフリカ協力フォーラム首脳会議（サミット）をいかに報道するかなどをめぐって討議を行い意見の一致を見ました。（殷、kokusei）