これは、イエレン議長が同日ワシントン経済倶楽部で講演した際述べたものですが、12月の連邦公開市場委員会（FOMC）で利上げを行うかどうかは明らかにしませんでした。しかし、イエレン議長は「利上げは米国経済が金融危機から復興した兆しだ」とし、期待を示しました。

　イエレン議長はさらに「10月の貨幣政策例会以来、米国経済がFRBの予期したとおりに運行されており、雇用情勢も改善されている。こうして見れば、物価上昇率が2％に達する可能性が大きい」としました。

　なお、FRBは12月の15日と16日、今年最後の連邦公開市場委員会（FOMC）を開きます。今回の会議で利上げに踏み切ると予想されています。（MOU）