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米大統領、米加の石油パイプライン敷設の申請を否決

2015-11-07 14:52:52     cri    
 アメリカのオバマ大統領は6日、国益に合わないということを理由に、カナダからテキサス州メキシコ湾沿岸にかけてキーストーンXLの石油パイプラインを敷設する法案に拒否権を発動しました。

 オバマ大統領は「国務省はこの石油パイプライン敷設について何年もかけて審査を行ってきたが、結論としてこのプロジェクトはアメリカの国益に合わないということだ。私もこれに賛同する」と述べました。

 オバマ大統領はまた、「この石油パイプラインの敷設により国内の石油価格を下げることができないばかりか、アメリカのエネルギー安全を高めることもできない。長い目で見れば、アメリカの経済成長への貢献度もそう大きくはない。それどころか、気候変動分野において、アメリカが持つ世界的な指導力を損なう恐れもある」と指摘しています。(藍、kokusei)

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