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李首相、中国・マレーシア経済フォーラムで基調演説

2015-11-24 14:03:32     cri    

 李克強首相は現地時間23日午前、クアラルンプールで開かれた中国・マレーシア経済ハイレベルフォーラムに出席した際に、「中国・マレーシア協力を新しいステージに進めよう」を題する基調演説を行いました。

 李首相は「現在、中国とマレーシアは共に、経済のモデルチェンジとグレードアップの重要な段階にある。中国はマレーシアと共に、各分野での着実な協力関係を発展させることで、中国・ASEANの善隣和睦関係の土台を固めたいと考えている。①発展計画のリンクに関しては、中国は国民経済と社会発展の『第13次5カ年計画』を制定中であり、マレーシアも間もなく第11次5カ年計画に入ろうとしている。双方が事業間のリンクと協力を強化することは、両国の企業家にとって活躍の幅を提供することになる。②交通インフラ整備分野での協力拡大については、両国は、『一帯一路』建設とASEAN相互連結総合計画をリンクさせ、インフラ施設建設と工業化などの分野での生産能力の合理化協力を推進すべきである。③貿易規模拡大に関しては、中国はASEANへのサービス貿易の往来を拡大し、市場参入の条件を一層緩和したい。④金融分野における協力拡大に関しては、中国はマレーシアに500億元 RQFⅡ(人民元適格海外機関投資家)の投資限度枠を提供し、市場ルールに従いマレーシア国債を購入したり、マレーシアで人民元債券を発行することを考えている。⑤人的交流の強化に関しては、大学やシンクタンクなどの協力関係を広げ、留学生の相互派遣の規模を拡大し、観光分野での協力も強化したい」と述べました。

 また李首相は、「中国は対外開放の範囲を拡大し続け、今後5年の間で、輸入製品が10兆ドルの規模に達する予定だ。また、企業の外国進出を支援し、金融・教育・医療・老人介護などの市場参入を次第に緩和していく。これらの措置は、マレーシアを含む世界各国に新しいビジネスチャンスをもたらし、中国とマレーシアの貿易投資協力の見通しをさらに明るくするだろう」と語りました。(玉華、む)

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