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ラジオ孔子学堂ウィンターキャンプ 中国訪問を終了

2015-11-07 19:31:10     cri    

 2015年中国国際放送局(CRI)ラジオ孔子学堂のウィンターキャンプの閉幕式が6日、陝西省西安市の未央宮遺跡で行われました。今度のウィンターキャンプは中国語の学習、中国文化の体験を目的にしたキャンプであり、参加者達は北京と西安で11日間にわたって中国語を学習したり中国文化を体験したりしました。日本やスリランカ、モンゴル、ロシアなど8つの孔子学堂から24人の学生が中国の文化・社会・習慣などを肌で感じながら理解を深めました。

 期間中、中国語講座、中国武術および中国茶道などを体験しました。また、北京と西安の市内を見学したり、大学生達と交流したりして、内容の濃い有意義な時間を過ごすことができました。

 長野からの戸沢百子さんは閉幕式で参加者全員を代表して発言し、「今回のウィンターキャンプは歴史の遺跡、古代人の生活のジオラマと関中民族芸術展を通して、昔の暮らしの息吹きが感じられました。大切に民族と精神を守り後世に伝える事はなんと偉大な事でしょうか。とても、楽しく、有意義なので、帰国したあかつきには周りの人に中国と陝西省の旅行の素晴らしさをお伝えし、また、私も父母を連れ、再度、西安を訪れたいと思います。その時は自分の気持ちや感謝を流暢な中国語で話せるように今後は中国語学習を頑張ろうと誓いました」と述べました。

 参加者によりますと、今回のウィンターキャンプでは単なる中国語学習だけでなく、いろいろ貴重な体験もでき、非常に充実したものであり、チャンスがあったらまた来たいとのことでした。

 本日17日より、参加者達は中国を後に帰国の途に着きました。(取材・写真:趙雲莎)

 以下、日本人参加者大矢健一さんの感想文です。

 西安では6日間に渡って、多くの博物館を見学し、石器時代から現代に至る西安の歴史を学びました。西安に来るのは今回が初めてでしたが、日本における奈良・京都に対応する都市が西安だということが、実際に来てみて実感できました

 西安は、秦の時代が有名ですが、それよりはるか以前の石器時代の遺跡があることから、その頃から実際に多くの人が住んでいたことがわかりました。秦の時代の兵馬俑も、写真で見るのと実際はとても違っていて、想像をはるかに超える壮大さでした。また、唐の都を再現した大明宮も想像を絶する広大さで、古の文化を大事にしようとする政府および西安市の強い意思を深く感じることができました。その他、普通の観光では回れないような西安古城墙も見学し、唐時代の当時の人々の生活を実感できました。

 西安交通大学では、著名な教授により西安の歴史について、古代から現代まで学ぶことができ、博物館を巡ることによって学んだことを1つにまとめることができました。その昔、日本からは遣唐使として実際にこの西安で暮らした人がいて、一方では、シルクロードによってヨーロッパとも交流があった西安。そういう当時の様子を想像することができました。また、西安交通大学では学生たちと交流でき、それもまた非常に楽しいひとときでした。

 他、回民街も巡り、昼も夜も多くの店や屋台が出ていて、毎日がお祭り状態であり、非常に活気がありました。西安のことをこれほどまでに広く深く学ぶことができ、こういう機会を与えてくれたラジオ孔子学院・国家汉办のみなさまには大変感謝いたします。

 私は教員なので、今回学べたことを多くの機会を通じて学生たちにも伝え、多くの学生たちに実際に中国に来て中国を感じ、中国を学んでほしいと改めて強く思いました。

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