中国共産党総書記でもある習近平国家主席は6日午前、ハノイでベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長と再度会談し、党の建設、各分野における両国の交流と協力の強化などについて踏み込んだ意見交換を行いました。

　習主席は中国の第13次５カ年計画の目標を紹介した後、「中国とベトナムはともに、党建設を重視し、この面で多くの新しい課題に直面している。党と国の管理での経験を交流しあい、執政能力を高めていきたい」と表明しました。

　さらに「両国は戦略的運命共同体であり、両国の社会主義事業の前途と運命は緊密につながっているものである。伝統的な友好関係を固め、全面的戦略パートナー関係を強めることは、両国の共同利益に合致する。協力を強化し、互恵ウィンウィンを堅持し、両国の社会主義制度を強固なものにし、両国の社会主義事業の発展に寄与していきたい」との姿勢を示しました。

　これに対し、グエン・フー・チョン書記長はベトナムの革新事業の成果を説明した後、「ベトナムは新しい情勢の下で党建設を非常に重視し、中国の党建設と社会主義発展の経験に注目している。中国と交流を強め、中国の経験を学び、参考にしていきたい」と述べました。