国際通貨基金（IMF）のラガルド専務理事は5日、金融界には信認ビルディングを強化して、大衆の信頼を再び得ることが必要だと述べました。

　ラガルド専務理事はこの日、ニューヨーク連邦準備銀行（FRBNY ）が主催した会議で、金融界のイメージ再建について、監督管理とコーポレート・ガバナンスを強化するほかに、従業員の自律も大事だと述べました。

　ラガルド専務理事は、「金融業は、利率や為替レートの操縦から「ロンドンの鯨」のような事件に対する監督管理の不備までその影響を受け、さらに金融界にとって最も大事な資産である信認がひどく損なわれた」として、「金融界にとって、従業員が自分の行動から生まれた結果に責任を負う文化を育成しなければならない」と強調しました。（ヒガシ　kokusei）