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ユネスコ総会開幕、郝平第37回総会議長が5つ提案

2015-11-04 12:59:37     cri    

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)第38回総会が3日、パリ本部で開幕しました。今回の総会はユネスコ創設70周年にあたり、30余りの国の元首や政府首脳が開会期間中に開かれる首脳フォーラムに参加し、今後のユネスコの発展について検討しています。

 中国教育省の次官でもある郝平第37回ユネスコ総会議長は開幕式を主宰しました。郝平議長は講演の中で、「ユネスコの70年の歴史が証明したように、教育、科学、文化は異なる文明の間で交流し合う重要なルートと架け橋だ。思想の隔たりと体制上の障害がない相互連結はより安定し恒久なものだ。今後、ユネスコは引き続きより良く各国の教育、科学、文化分野における多国間交流と意思疎通のプラットフォームの役割を果たし、各メンバーの権益のために努めていく」と述べました。

 また、郝平議長はユネスコの発展について、以下5つの提案を打ち出しました。一、世界の平和を大切にし、終始「国連憲章」の体制的な枠組みと価値理念を守ることを第一の要務にすること、二、世界各国の人民の「運命共同体」の結成と強化を推進すること、三、異なる宗教と文明間の誤解の解消を推進し、より多くの対話を展開し、21世紀における多元的文明の調和の取れた共存の道を模索すること、四、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の目標に合わせて、より広範囲の教育普及を通じて、極度の貧困と発展のアンバランス、及びこれによる一連のグローバルなチャレンジを徹底的に撲滅するために努力すること、五、体制の革新を通じて運行の効率を高め、ユネスコの文明交流分野における専門水準を向上させ、グローバルなガバナンスでの影響力を拡大することです。(玉華、kokusei)

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