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習主席、中仏関係に3つの提案

2015-11-03 11:08:29     cri    

 習近平国家主席は2日、北京の人民大会堂で、中国を訪問しているフランスのオランド大統領と会談、席上、中仏関係の発展について3つの提案を行いました。

 第一に、政治的相互信頼関係を、両国の長期的関係発展をリードし、裏書きする基礎とすること。第二に、実務的な協力と人文交流を大局的観点から推進すること。特に、原子力発電や飛行機製造分野、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀の海上シルクロード)」などにおける重要大型共同事業プロジェクトに取り組み、両国間の開放の度合いを拡大するとともに、二国間貿易と投資成長のポテンシャルを探ること。第三に、新しいタイプの国際関係構築を共同推進すること。これは、尊重、協力、共栄などの理念を踏まえたうえで、グローバルな経済ガバナンスなど、重要な問題において常に戦略的な意思疎通を保つこととするものです。

 習主席はまた、フランスがパリ気候変動大会の開催に払った努力を高く評価し、協力の意思を伝えると共に、「中国とEU(欧州連合)は世界の枠組みにおける重要な力であり、フランスを含むヨーロッパ諸国とともに、中仏関係、中欧関係の発展を推進していきたい」と期待を寄せました。

 これに対し、オランド大統領は「今回の中国訪問を通して、中国との全面的戦略パートナーシップをよりいっそう強化し、経済貿易、投資、原子力、観光、人文など諸分野での協力拡大を望んでいる」と語りました。

 両首脳はまた、「中仏首脳気候変動共同コミュニケ」を発表し、政府間や企業間の多分野における協力文書の調印式に立ち会いました。(11/03 Lin,む)

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