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中国の高校生500人、訪日交流へ出発

2015-11-01 17:20:30     cri    

 500人の中国高校生を日本に招く青少年交流プロジェクトである中国高校生友好交流大使500人訪日団第1陣の壮行会が、北京の日本大使館で行われました。このプロジェクトは、東日本大震災後に中国政府が日本の被災地の高校生500人を海南島に招待したことを受け、日本政府が中国の高校生を日本に招待するものです。その第1陣として、100人余りの高校生が11月1日から1週間日本を訪れます。

 この壮行会で日本の木寺昌人駐中国大使は、参加の高校生に向けて、「日本では、何にでも感動して欲しい。感動を共有した者は争わない。日本の高校生と共に感動し、交流して欲しい」とあいさつしました。

 続いてあいさつした中国教育省の元次官で、中国教育国際交流協会の章新勝会長は、「国の交流は国民の友好に基づいている。政権が変わることがあっても、人々の友好は変わることがない。21世紀は世界がアジアに注目している。アジアの未来は東北アジアにあり、とりわけ中日関係にある。高校生は中日友好の鍵だ。また、相互理解を大切にし日本で多く学んでもらいたい」と期待をよせました。

 その後、訪日プロジェクトの提案者である自民党の二階俊博総務会長は、「東日本大震災後、中国政府は500人の被災地の学生を海南島に招いてくれた。その時のご恩は忘れない。そして先般、3000人の訪中団を率いての中日友好協力大会で、中国の高校生を日本にお招きすることを提案した」と述べました。また、訪日中に安倍首相との面会を調整していることも明らかにしました。

 プロジェクに参加した海南中学の範蓉蓉さんは、「日本の学生と交流できると聞いてイベントに応募した。日本は環境がよく、街がとても綺麗だという印象がある。ぜひ、日本の高校生と色々交流してみたい」と抱負を語りました。

 中国高校生友好交流大使500人訪日団の第1陣となる高校生らは、大連市と海南市の4校からの約100人です。東京以外に山梨県や和歌山県を訪れ、地元の高校生らと交流する予定です。(取材:劉睿、keiko)

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