今月19日から23日に予定されている中国の習近平国家主席の英国公式訪問について、英中貿易協会のスティーブン・フィリプス総裁は、記者のインタビューに答えた際、「習主席の訪英は両国の経済貿易協力をさらに推進し、両国関係の更なる発展は両国の商工界にも利益をもたらすだろう」と語りました。

　フィリプス総裁は「ここ数年、多くの中国企業が英国に進出している。これに対し、英国は開放的に対応し、中国企業の投資を歓迎する。英国への投資で成功を収めた中国企業も多く、英国市場の開拓を通じて中国企業の国際化をいち早く果たした企業もある」と話しました。

　また、フィリプス総裁は「英国企業も中国市場を非常に重視している。一帯一路に代表される中国政府の一連の経済プロジェクトは大きなチャンスを育んでいる。英国企業は中国への投資を行う意思がある」と話しました。

　中国の統計によると、2014年中英両国間の貿易額は808億7000万ドルに達し、前年比15.3％増え、2015年上半期の貨物貿易額は367億4000万ドルに達したということです。現在、中国は英国の4番目の貿易パートナーであり、EUにおいて英国は中国の第2の貿易パートナー、最大の投資国、香港以外の最大の人民元オフショアセンターとなっています。（ミン・イヒョウ　Kokusei）