国連のパン•ギムン事務総長は9月26日、中国の習近平国家主席とニューヨークの国連本部で会談を行った際「中国のグローバルなリーダーシップは今週、はっきりとした形で見せ付けられる」と話し、国連と中国との協力パートナーシップが一層深まることを期待しました。

　パン事務総長は習近平主席の国連訪問を歓迎し、「習主席が今年の国連総会の一般討論演説に参加することは、中国が長年にわたって多国間主義と国連を支持していることの何よりも良い証だ」と話しました。

　パン事務総長は「中国は国連と共に、極めて重要な南南協力ハイレベル円卓会議を共催する予定だ。南南協力は、グローバル経済において伸び続けている重要な力となっている。これと同時に、世界女性会議北京大会開催20周年を迎えるに当たり、27日、中国政府は国連と共に世界女性サミットを開催する」などと明らかにしました。

　パン事務総長は、中国が国連のミレニアム目標の実現における役割、そして、ポスト2015年開発アジェンダを作成する際払った弛まぬ努力を高く評価しました。

　パン事務総長は更に、国連に対する習近平主席の力強い支援に感謝の意を表し、「平和を構築し、人々が尊厳と善隣友好の未来を有するために力を尽くしている際、世界は依然として多くのチャレンジにさらされている。中国は今後とも国連のあらゆるアジェンダにおけるかけがえのないパートナーだ」と話しました。（Yan、Kokusei）