このところ、北京は日中の最高気温が13度前後、最低気温は2度前後にまで下がっています。本格的な冬の到来です。
今月15日からは、市内の各施設やマンションなどでスチーム暖房の供給が一斉に始まります。それまでは寒さを我慢しなければなりません。
一方、中国南部の海南島は、冬になると多くの観光客でにぎわいます。先日、風邪をひいて病院に行ったら、薬を待つ行列で私の前に並んでいたお婆さんが、翌日から海南島に行くと言っていました。その前に薬をもらいに来たのだそうです。お婆さんは、冬の間は暖かい海南島で過ごし、冬が終わってから北京に戻ってくるのだそうです。
このように、高齢者や体の弱い人などが冬に療養のため海南島で過ごすというケースも多いそうです。
海南島については、いろいろな観光名所があります。また、自然も美しく、シュノーケリングや温泉などレジャーも楽しめます。
常夏の海南島。寒さが苦手という方には、おすすめです。
「今週のワンポイント」では、太極拳の発祥地、河南省の陳家溝をご紹介します。
「旅インフォメーション」のコーナーでは、中国での旅に役立つ情報をお届けします。(担当:任春生)
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