13日、大陸側の海峡両岸関係協会の陳雲林会長は北京で、台湾の海峡交流基金会の江丙坤理事長と、大陸住民の台湾観光と海峡両岸チャーター便の運航に関する合意文書に調印しました。双方は、大陸住民の台湾観光を団体旅行方式で実施することや手続きを簡便化することなどで合意しました。今回の合意によって、これまでに中断していた大陸住民の台湾観光が部分的に復活したことになります。
大陸からの台湾観光ツアーは7月4日から始まります。上海市や広東省の旅行代理店によりますと、ツアー代金は5つ星ホテル利用10日間コースでおよそ1万元(日本円で15万円)からとなっています。現在、各地発着のツアーはいずれも予約でいっぱいだということです。
しかし、今回台湾観光が開放されたのは、北京や天津、上海など13の省と直轄市のみで、これらの地域以外の人は台湾観光を希望しても行くことができません。今後、この問題がどう解決されるかが注目されています。
「今週のワンポイント」のコーナーは、特別シリーズ番組「美しい広西」の再放送です。今週は、シリーズ1回目「美しい桂林、美しい陽朔」の再放送です。
「旅インフォメーション」のコーナーでは、中国での旅に役立つ情報を2本お届けします。(担当:任春生)
|