ふかひれは、中国語で魚翅(ユイツー)といい、大型のサメの尾びれと背びれ部分を乾燥させた食材のことです。中華料理の高級食材として使われ、特にフカヒレスープの主な材料となります。中国料理の特徴として乾物をうまく使う事がよく言われます。ふかひれの乾燥したもの海鮮四大乾物の一つと呼ばれています。ジンベエザメ、ウバザメのものが最高級とされ、アオザメ、イタチザメなどのものもあり、一般的には、ヨシキリザメのものが使用されることが多いそうです。
【フカヒレスープ】
フカヒレスープは、いろいろな材料を加えることによって、さまざまな食感と味を楽しめます。
お勧め:
1蟹肉魚翅(蟹肉入りフカヒレスープ)
注文料理が決まらないときは、こちらのフカヒレスープをお勧めします。
蟹とふかひれの相性がとてもよいといわれ、誰にでも合うと思います。
2蝦仁魚翅(蝦入りフカヒレスープ)
芝蝦を加えたフカヒレスープで、塩味が多いようです。また、乾し貝柱を入れた干貝魚翅というのも定番の一つです。
3爛鶏魚翅(鶏肉いりフカヒレスープ):
ささみの細切りを加えて煮込んだフカヒレスープ。塩味が好みの方は、こちらがお勧めです。
4爛糊魚翅(白菜入りフカヒレスープ)
白菜や豚肉の細切りが入っていることが多いです。それらがだんだんやわらかくなり、ノリのような感じになるので、少しとろみが強くかんじられるかも知れません。
5蟹黄魚翅(蟹味噌入りフカヒレスープ)
蟹味噌をフカヒレスープの中に溶け込ませて、色、香り、味などを出しますが、もちろん、お店によって出来上がりがいろいろだそうです。上海蟹の季節なると、上海蟹の味噌を使うと、もっとおいしくなります。
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