シュンバ村はヤルツァンブ川とラサ川が合流するところにあるので、魚の種類も豊富です。観光客はここでさまざまな魚料理を食べることができます。この村には魚の料理法が数十種類もあります。魚料理は普通、煮たり、蒸したり、揚げたりするだけですけど、ここは違います。魚好きの方には楽しみになります。
シュンバ村の人たちの生活は漁業が中心ですが、遊ぶことさえ、漁業と関係があります。村人の家に行きますと、目に入るのは牛の皮で作った小船です。
昔、シュンバ村には道路がなかったので、よそに出かけるには舟を使うしかありませんでした。今、この舟は魚を取る道具でもありますし、村人の踊りの道具でもあります。牛の皮で作った舟は重たいですが、村人はこの舟を背負って歌いながら踊ります。毎年、チベット暦の3月に「魚を取る祭り」があります。祭りでその踊りを披露します。また、暇なとき、村人は独特の踊りを披露します。お客さんの前で披露するのもあります。
シュンバ村の皮加工業も有名です。牛皮で作った小船、リュック、携帯のカバーなどがあります。値段もそれほど高くないため、国内外の観光客に人気があります。
ラサ空港から車で国道に沿っって行けばシュンバ村に到着します。村はラサ市から50キロ離れています。魚を食べるなら春が一番お勧めの季節です。「春の魚は王様さえ食べられない」と地元で広く伝えられる言葉があるぐらいです。春の到来に合わせていってみてはいかがでしょうか。
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