食通天大街
北京最大の繁華街「王府井」。ひときわ目を引く大型ショッピングモール「東方新天地」に、2006年7月、グルメストリート「食通天大街」がオープンしました。
台湾・シンガポール・日本など各地の味が楽しめるレストランやカフェなどが11店。
「楽傑土」のチキン料理
たとえば、肉料理メインのファストフード「楽傑土(LE JAZZ)」・海南風チキンライスやカレー味のシーフード料理が楽しめるシンガポール料理「百勝厨(PRIMA TASTE)」・アメリカスタイルのステーキ・チェーン「時時楽(シズラー)」のほか、日本料理では熊本とんこつラーメンでおなじみの「味千(あじせん)ラーメン」と回転寿司「禾緑」が出店しています。また、カフェでは、中国茶をメインに、デザートやフードメニューも充実している「一茶一座(CHAMATE)」。そのほか、フローズンヨーグルトやイタリアンジェラートの店、キャンディーショップなどが軒を連ねます。
「日式拉面(日本のラーメン)」も
中国では、大型ショッピングモールやデパートが次々建設されており、このようなグルメストリートやフードコートを備えているところも少なくありません。こうした場所は往々にしてチェーン店の参入が多く、「オリジナリティ」にやや欠けてしまうきらいはありますが、中国の若者たちでにぎわっているところを見ると、やはりこれも「トレンド・スポット」なのでしょう。特に、「食には保守的」と言われていた中国人が、ステーキや寿司を好んで食べている光景を見ると、中国の国際化を感じずにはいられません。
デザートも充実
もともと外食文化が発展している中国。手軽で、メニューもバラエティに富んでいるグルメストリートは、これからも人気を得ていくことでしょう。(来源/国際オンライン 翻訳・文/末永由希)
「食通天大街」
東方新天地地下1階 CDショップ「FAB音像数碼広場」そば
(地下鉄1号線「王府井」駅下車、「東方新天地」出口)
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