国家牡丹園は1956年に開園し、来年で50年になります。洛陽は花の都で、牡丹の育成が盛んです。牡丹の育成は、隋、唐時代から始まり、唐の時代に最盛期を迎えました。昔から牡丹の花が咲くと、「町全員で気が狂うほど喜ぶ」と喩えられています。毎年、ここ牡丹園だけで、十数万人の観光客を迎え、06年の牡丹祭り前半に訪れた観光客多かったようです。
園内に入ると、視野いっぱいに牡丹の花が植えられ、赤、ピンク、白など色とりどりに牡丹が咲き誇っていました。
洛陽の国家牡丹園には十数万株の牡丹があります。園全体の面積は1千ムー(約7千平米)あまりです。中国国内以外にも世界からの一千種以上の牡丹がここに植えられています。その中には、日本、アメリカ、フランスからの品種もあります。それらを園内を、幾つかに区切って栽培しています。観光客はここで世界各地の牡丹を鑑賞できるのです。
美しい牡丹を観光客に見せるには、いろんなご苦労があるようです。園内では専門的に牡丹の世話をする園芸師が100人を超え、手入れの手順まで規定されたマニュアルで細かく管理されれています。見る人を感動させる牡丹園は、花のシーズンが終わっても、次の季節に供えて園芸師の努力があるようです。
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