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南京、広州の春節
   2006-02-06 13:26:14    cri

南京

 南京は「十朝古都」(10の時代の都)で有名で、秦淮河が都市を流れています。この秦淮河の岸に建てられる夫子廟では、毎年旧暦の正月一日から十八日まで、江南地方で有名な「飾り灯籠祭」が行われます。夫子廟というのは「孔子廟」のことで、孔子を祭ってあるところです。南京の夫子廟は900年以上の歴史があります。夫子廟「飾り灯籠祭り」は毎年、数十万人の人々が訪れています。

 今年、南京の夫子廟に45万個の灯籠に飾られ、数では新記録を更新しました。今回の祭は民族と風習を体現する灯籠を通じて、昔の「秦淮灯火甲天下」の栄えた時期を再現しています。

広州

 広州は中国で有名な「花城」で、気候が温暖で、四季を通じて花が咲いています。ここでは、旧暦のお正月に、縁起のいい花を飾る習慣があります。生命力旺盛で、色鮮やかな花は幸運をもたらすと信じられていますから。毎年、花市がオープンすると、お客さんが続々とやってきます。

 花市のクライマックスは旧暦の大晦日の夜です。一家団欒でお正月料理を食べた後、皆で花市に出かけます。縁起のいい花、例えば、牡丹、菊の花、バラ、芍薬、樹蘭、球状のサボテン、水仙などのがよく売られます。小さなみかんの木を買って、お正月のプレゼントとして、年始周りの訪問先に贈ることもあります。というのは、このみかんの中国語の発音は「ju」で、大吉の吉の「ji」の発音が似ていますので、縁起のいい意味が含まれていますから。

 広州の花市は200年を超える歴史を持っているといわれています。ですから、

 毎年、少しずつ新しい内容を盛り込み、準備する方々は工夫しています。今年の新しい内容について、広州市迎春花市の準備作業の責任者、陳斯達さんは「今年は広州の花市と観光と結びつけ、花市を観光コースの一つのスポットとして、『広州一日花市めぐり』を打ち出しました。」と教えてくれました。

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