ここ数年、中国のゴルフ熱はぐんぐん高まっています。現在、全国には200あまりのゴルフ場があり、主に北京、上海、広東、そして、海南などの都市の周辺に集中しています。12月の終わりごろから中国北部の多くの地方は銀色の世界になりますが、海南島は20度以上の気温が続くのです。海南島は気候が非常によく、東南アジアのような熱帯特有の暑さではなく、とてもすごしやすい環境です。中国のハワイとも言われています。
海南島は冬が暑すぎず寒すぎず、ゴルフの愛好者にとって最高です。海南島のゴルフの旅について、中国国際旅行社の責任者である徐志宏さんは「海南島は割合小さいところだが、21のゴルフ場が集まっている。年平均気温は20度以上で、寒くてゴルフができない時が全くない。現在、飛行機で海南島へゴルフに行く観光客も多くなってきた。ゴルフ場のプレー費用は一年中変わらないので、ゴルフ愛好者は安心してプレーすることができる」と紹介してくれました。 確かに、このところ、海口と三亜の国際空港にはよく、ゴルフ道具を持っている香港や、韓国、日本などから来た多くの観光客の姿が見かけます。
海口にあるマイシー・ゴルフ場はその名の通り、プライベートビーチでゴルフをする楽しさが感じられます。まわりの景色が美しく、海からのそよ風に吹かれながら、プレーすることはとても心地よいです。このゴルフ場には規模がとても大きく、またすばらしい練習場もありますから、初心者も手軽にゴルフを体験することができます。
海口から飛行機に乗って約1時間ぐらいで三亜に到着します。三亜の海は海口よりもっと美しく、ゴルフ場のプレー費用もやや安くなります。ここの紅峡谷ゴルフ場は、総面積100ヘクタール。山や、海、砂漠などの景観を楽しめます。更に、思う存分ゴルフもプレーできて、一石二鳥。ここでゴルフをしたことのある伊メイさんは次のように話しました。
「このゴルフ場のフェアウェイはアメリカのゴルフ場設計専門家が作ったものだ。ここの最大の特徴は、自然のもともとの地理構造を十分利用したことで、18のホールは全て丘陵地に配置されている。私達は、静かで快適な環境でゴルフを楽しむことができた。」
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