貴陽は美しい町です。
貴陽空港から出ると、緑いっぱいの山々が見えます。貴陽市は山々に囲まれ、あちこち植物が茂っています。
貴陽市は中国の第一の川である長江と第三の川である珠江の分水嶺に位置していることから、多くの丘陵や、盆地、谷が集まっています。こういう地理条件に恵まれて、植物が豊かです。
貴陽の森林公園に入ると、まるで木の王国に入ったような感じがします。ここでは、珍しい木であるダビディアや、松、杉、クス、チーク、紫檀など1000種類以上の木が見られます。これらの木々の間を歩いて、天然の酸素の恩恵をたっぷり受けられます。
近くに清らかな川がさらさらと流れたり、鳥やセミが頭の上で鳴いたりしています。運のよい観光客はセンザンコウやキバノロ、イノシシなどの野生動物が見られます。
この森林公園は元々林業科学院の実験営林機関ですが、1960年、周恩来元首相は貴陽を視察した際、ここで森林公園を作るよう提案しました。こうして、元の伐採労働者は森林の保護者となりました。
貴陽では、このような美しい森林公園はまだいくつかあります。
上海からやってきた劉雲さんは「元々貴陽で2週間ぐらい滞在するつもりですが、ここに来ていい天気に恵まれ、美しい景色に魅了されて、もう3週間あまり滞在しました。本当に離れたくないです。もっと2ヶ月ぐらいの休みがほしい」と言っていました。
貴陽の食の種類が多く、それなりの特色を持っています。牛肉をつけたはるさめや、様々な麺類、蝦の炒め、米で作った豆腐などいろいろあり、あれもこれも美味しいです。特に夜になって、グルメ街は美味しそうな香りが漂い、人がいっぱいでとってもにぎやかです。これらの街はほとんど夜中までにぎわいます。
貴陽には、ミャオ族、トン族、回族など30あまりの少数民族を集まって、これらの少数民族はそれぞれの民族風俗や習慣を守っています。ミャオ族の村に入ると、村人は皆、歌ったり、踊ったりして、まるで特別な祝日を祝っているように迎えにきます。また、村に入る前に必ず村人が自ら作った米の酒を飲ませます。多くの観光客はこれら少数民族の習慣を見学するために貴陽に来たのです。これについて貴陽市観光局の責任者である王盛勝は次のように教えてくれました。「普通の人にとってミャオ族や、トン族、ブイ族などの少数民族は非常に神秘的な民族です。これらの民族の人は普段どのような服を着るか?どんな民族文化や、生活習慣を持っていますか?彼らは、自分の文字や言葉を持っていますか?などなどたくさんの疑問があります。貴陽の少数民族の村に入って、これらの疑問が全部解けました」。
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