海事博物館はマカオの歴史や、マカオと海との密接な繋がりを反映すると共に、中国とポルトガルの海運の歴史を語り、海が人類の発展とその文化の形成で発揮した重要な役割を説明していました。
海事博物館は航海や安産を守るとされる媽祖(阿媽)が祭られている媽閣廟の隣にあり、昔ポルトガル人が初めてマカオに上陸した所です。海事博物館は白い帆を張った船のようで、媽閣廟の前に停泊しています。
地下の展覧室には、主に各種のジャンク小型の船や、魚をとる道具といろいろな漁穫方法が展示され、中国南部及びマカオ漁民の生活状況を紹介していました。そして、ここで観光客は媽閣廟の物語に魅了されるでしょう。
一階の展覧室に入ると、われわれはポルトガルの航海者ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)や、鄭和のようにデッキに立ち、追い風に乗り、波をけって進んでいるようです。ここの航程を通じて、ヨーロッパとアジアの貿易往来の歴史が理解できると共に、世界を探検することができます。
最上階には、航海技術や海上交通の道具に関する展覧品がいっぱい展示されています。航海に興味のある方には絶対いい見逃せない所です。
それから、貝殻や海洋魚類に興味のある方は、ここの水族館でその好奇心に満足させることができます。鮮やかな海の魚とさまざまな貝殻類は、美しい海の物語を話してくれます。
開館時間:毎日午前10時から午後5時半まで
毎週火曜日は休館
チケット:
10歳以上18歳以下のお方:5マカオパタカ(月曜日から土曜日まで)、3マカオパタカ(日曜日)。
18歳から65歳以下のお方:10マカオパタカ(月曜日から土曜日まで)、5マカオパタカ(日曜日)。
10歳以下と65歳以上のお方は無料です。
電話:853ー595ー481 853ー595ー483
ファックス:853ー512ー160
マカオ市内から1、1A、2、5、6、7、9、10、10A、11、18、21、21A、28B、34番ルートのバスを利用すれば博物館に到着します。
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