2010年になると、中国はイギリスとイタリアを乗り越えて、世界で5番目に大きな医薬・保健品市場になるということです。
これについて、医薬品を経営しているバイエル社中国地区の首席代表・李希烈氏は、「10年前の中国市場と韓国市場と比べて、中国市場の規模がまだ小さかったが、今は韓国市場の3倍となった。今後も拡大しつつあり、世界で最大な医薬品市場の一つになるだろう」と話しました。
それでは、今日の勉強に入りましょう。今月はアパレル産業面の中国語を中心として勉強します。では、今日のスキットを聞いてみて下さい。
伺いします。御社は衣服をどのように輸出しているのですか。
まず、寧波の縫製工場で製造し、その後日本へ輸出します。
「伺いします」、中国語では「」という意味です。特に道などを尋ねる場合よく使われます。
寧波は中国の浙江省に位置し、上海に近い商業都市です。10年前の1996年、日本長野県の上田市とは姉妹関係を結びました。寧波市との友好交流提携10周年を記念して、上田市は5月から8月にかけて記念行事を行うということです。実は寧波市と上田市との友好交流は今からおよそ750年前の宋の時代にさかのぼります。話によりますと、上田市別所温泉の安楽寺の創設者が寧波で仏教を学んだことがあるそうです。
では、単語と言葉を説明します。
一つ目:輸出する。「出口」の「出」は第1声、「口」は第3声です。その反対語は「」です。貿易をなさっている方、この二つの言葉、ぜひ覚えてください。よく使われる言葉ですから。
二つ目:作る。「制造」の「制」は第4声、「造」は第4声です。ここ数年、「中国製」の商品がますます増えてきています。去年、日本から帰国する前に、中国の友人に日本のお土産を買ってあげたかったのですが、なかなか日本製のものが少ないようです。仕方ないから、日本のお菓子とチョコレートいっぱい買ってきました。
三つ目:運ぶ。「」は第4声です。発音しにくい単語かもしれません。気をつけてください。
次は「キーポイントをマスターしよう」のコーナーです。今日は「」の使い方についてお話します。
「」は前後関係を表す言葉で、「まず…をしてから、…する」という意味です。例えば、子供によく言う言葉:
手を洗ってから、お菓子を食べてね。
まず討論して、それから決定する。
まず水を沸かして、それから餃子を入れる。
それでは、テキストの例文を聞いて見てください。
まず食事をしてから市場をぶらぶらしましょう。
最も理想的なのは先憂後楽です。
次は「」の情景会話です。料理をしている二人の会話で、よく聞いて見てください。
今日焼きそばを作ってみたいですが、いかがですか?
いいですよ。何か手伝うことありますか?
よければ、まず、もやしと野菜を洗って、それからお肉を切ってくれない?
次は「知って得する生きた中国語」のコーナーです。今日は場所を表す言葉「」と「」に関する言葉を覚えましょう。この二つの言葉の中国語発音が一緒ですが、日本語の発音が違います。
一つ目の「」は簡体字で、日本語で「ショウ」と発音します。二つ目の「」は「場所」の「場」という漢字です。同じ場所を表す言葉ですが、その使い分けがあります。「」は物を製造する、生産する場所というイメージが強い。「」は人が集まっているところ、或いは物事が行われる場所の意味合いがあります。また、中国語の「」と日本語の「工場」の書き方が違いますので、注意してください。
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