中国では、最近、子供の教育で古典を見直す傾向が見られています。20世紀の始め、中国では古典を捨てて、話し言葉で文章を書き、英語の文法で中国語を作る文化運動が起こりました。当然のことながら、現在、ほとんどの人は古典の字が読めない、古人のすばらしい文章の意味がわからなくなりました。しかし、最近、この情況を改めるため、子供に古典を読ませる運動が始まりました。そして、子供たちが最初に一番読むべき古典は、『論語』と『老子』の二冊だと一部の学者が指摘しています。
そこで、今日の勉強に入る前に、論語の一節を覚えていただきたいと思います。
子曰、學而時習之、不亦説乎。有朋自遠方來、不亦樂乎。人不知而不慍、不亦君子乎。
し、のたまはく、まなびてときにこれをならふ、また、よろこばしからずや。ともあり、えんぽうよりきたる、また、たのしからずや。ひと、しらずしてうらみず、また、くんしならずや。
皆さんも中国語を勉強するため、論語を覚えておいたらいかがでしょうか。
さて、今日の内容、第7課前半の勉強に入ります。先ず、そのスキットを聞いてください。
売れ筋商品はなんですか。
お弁当です。
それでは、会話に出てきた新しい単語と言葉についてご説明します。「売れ筋商品は何ですか?」「」は「よく売れている」という意味を表します。この言葉は合成語で、「好」と動詞の「」からなっています。「好」が動詞の前につける時、「…しやすい」という意味を表します。その使い方については、後ほどの「キーポイントをマスターしよう」のコーナーでご説明します。
では、次の文です。「お弁当です。」「」は「お弁当」のことです。
続いては、「キーポイントをマスターしよう」のコーナーです。今日のこのコーナーでは、「…しやすい」という意味を表す「好+動詞」の使い方をマスターしてください。
本文では、「」という合成語が出てきましたが、この言葉は「よく売れている」という意味を表します。中国語では、「…しやすい」という意味を表すために、よく形容詞「好」+一字の動詞というパターンを使います。テキストの例文を見てみましょう。
中国語は学びやすいですか。
このペンはとても使いやすいです。
最後に、「知って得する生きた中国語」のコーナーです。今日のこの時間は様々な売り方の中国語を覚えてください。
中国語では動詞「」で「売る」という意味を表します。この「」とほかの言葉の組み合わせで、様々な売り方を言い表すことができます。次のような言葉を覚えておくと、きっと役に立つと思います。
ばら売り
抱き合わせ販売
転売する
呼び売り
競売
安売り
そろそろ時間のようです。今日の勉強はここまでにしましょう。今日は「」というスキットを勉強しましたが、よく覚えましたか?次回のこの番組では、第7課後半の内容を習います。お楽しみに。それでは、次回のこの時間まで御機嫌よう。再見!
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